近年、様々な理由から墓じまいという選択をする人が増えています。

墓じまいをするためにはどのような手続きが必要で、一体平均どれくらいの費用がかかるのでしょうか？

今回は墓じまいをするために必要な費用について解説していきます。

ぜひ参考にしてください。

墓じまいの費用相場はいくらなの？

お墓を承継する人がいない、遠方にお墓があって管理するのが難しい

といった理由から墓じまいを行う人が増えています。

墓じまいとは、その名の通りこれまで受け継いできたお墓を撤去する（しまう）ことです。

また、ご遺骨を新たに納骨するまでの一連の流れを、墓じまいという場合もあります。

墓じまいの後は、ご遺骨を永代供養の合葬墓やほかの墓地に移したりします。

墓じまいは、

お寺の檀家は経済的負担が大きい、少子化で後継者がいない、先祖代々のお墓が遠く管理が出来ない

などの理由から、近年注目されるようになりました。

お墓を撤去するだけの場合の費用相場は、約10万円～30万円となっています。

ですが、墓じまいをするためにはお墓の撤去費用以外にも様々な費用が必要になります。

①墓じまいの方法

②墓じまいの費用相場・内訳

③墓じまい・改葬をするための手続き

④墓じまいをする際の注意点

以上のポイントを中心に解説していきます。

①　墓じまいはどうやって行うの？

墓じまいの費用を知るためには、まず墓じまいの流れを把握しておく必要があります。

ここでは、簡単に墓じまいの流れをご紹介します。

・骨壷の状態を確認する

・ご遺骨を新たに納骨する先を探す

・墓地・霊園の管理者に相談・連絡をする

・墓石を撤去してくれる石材店を探す

・閉眼供養（魂抜き）

・ご遺骨を取り出す

・墓石を処分・撤去して墓所を更地にする（原状回復）

・役所に届け出を出す

・ご遺骨を移動させ、納骨を行う

閉眼供養（魂抜き）とは、墓石に宿っている魂を抜くための儀式のことです。

墓じまいをするためには、魂が宿っているお墓をただの石に戻す必要があります。

閉眼供養は、お寺のお坊さんに依頼して行ってもらいます。

今回は、墓じまいに関して大まかに説明してきました。

次回、墓じまいの必要な費用や内訳を詳しくご紹介していきますので

ぜひ参考にしてくださいね。