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2018-04-27

ゴールデンウィーク中に是非お墓参りに!

月命日の意味と月命日のお供えマナー

日本では宗教的習慣として、先祖の霊を祀る日や期間があります。仏教行事において、命日やお盆、お彼岸と呼ばれるものです。

これらの時期には、多くの方が故郷へ帰り、仏壇や墓の前で手を合わせ、故人を偲びます。また故人が亡くなった区切りの年には、それぞれ一周忌や三回忌などの法要を行い、毎月訪れる月命日にも故人の供養をします。

しかし、命日や月命日の正確な意味や、お供え物をして供養をする際のマナーを知らない方もいるのではないでしょうか。

故人を偲ぶ気持ちが一番重要ですが、マナーなどを知ることにより、いっそう大切に故人を供養できるでしょう。そこで、今回は、命日や月命日の意味、お供えマナーなどについてご紹介いたします。

 

命日・月命日の意味

一般的な「命日」とは、故人が亡くなった月日を指し、別名「祥月命日(しょうつきめいにち)」と呼ばれます。一方、「月命日」は故人が亡くなった日のみを指す命日です。

命日は1年に1度だけですが、月命日は命日のある月を除いた毎月、つまり1年に11回訪れます。例えば、亡くなった日が5月1日の場合、祥月命日は毎年5月1日、月命日は5月1日を除く毎月1日ということになります。

また、毎年訪れる祥月命日の中でも区切りのある年には、追善法要・年忌法要と呼ばれる、僧侶が執り行う法要を行います。

通夜、葬式の後、初七日、四十九日、一周忌、三回忌と続きます。その後、祥月命日の37を含む年に法要を行うことが一般的です。法要の際は、親族や故人の友人を呼び、僧侶による儀式の後、食事を取り、故人を供養します。

三十三回忌は「弔い上げ」と言い、多くの家庭が三十三回忌で年忌法要を終わります。ただし、家庭や地域によっては五十回忌を行い、五十回忌を最終法要とする場合もあります。

 

命日・月命日のお供えマナー

年に1度の命日には、お墓参りに出かけたり仏壇に手を合わせたり、故人の好きだった花や食べ物を供えることが一般的です。

月命日の場合も、故人のために花や食べ物を毎月供えることが多いようです。

仏式では、線香やろうそく、果物を供えます。仏教では「殺生をしてはならない」という考えがあるため、魚や肉などは避けるようにしましょう。また、お供え物はお下がりでいただきます。

なお、神式では、酒や果物、菓子を供えるケースが多く見られます。

お供え物は仏壇に供えることが一般的ですが、仏壇がない場合は遺影や位牌に供えることで供養になります。

また、仏壇の掃除をすることも命日のマナーとなっています。普段から仏壇はきれいに保っているかもしれませんが、命日や月命日の際は改めて掃除をし、清潔にしましょう。仏壇の掃除をする際は、木部に湿気を残さず、装飾の漆や金箔が落ちないよう注意してください。

 

命日と月命日のお供え物に適した花

故人のために花を供える場合、どのような花を選べば良いのでしょうか。

日本では一般的に白や黄、青、紫の花がお供えの花に望ましいとされています。また、命日や月命日の際、故人の家族は忙しいことが多いため、すぐに供えることのできるアレンジメントがおすすめです。

花の種類に決まりはありませんが、日持ちのする花が適しているでしょう。以下によく墓や仏壇に供えられる花を和花と洋花に分けてご紹介いたします。

和花の場合

菊やリンドウ、キンセンカ、グラジオラス、カーネーション

洋花の場合

ユリやリシアンサス、スプレーカーネーション、デンファレ

命日や月命日を偲ぶ方法は、家庭や地域によって異なります。新しい環境に移ると慣習の違いに驚くこともあるかもしれません。

現代では核家族化が進み、家に仏壇がない、先祖の墓が近くにない方もいらっしゃるでしょう。しかし、命日や月命日は、故人を偲んで位牌や遺影に花や食べ物を供えてはいかがでしょうか。

 



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